2024年9月4日 18:30~20:30
ChatGPTなどAIが次々と実用化されつつある昨今、人間にはロジカルなAIにはない、アートな思考(ひらめき)が求められています。9⽉のHiNet セミナーは、このアート思考をテーマに取り上げました。
事業において、HiNetセミナーにも登壇頂いた山口周氏の最新著書「クリティカル・ビジネス・パラダイム」でも提言されているように、社会を大きく前進させるイノベーションを創出するには、「自分起点で社会の常識を疑う姿勢」が求められます。
講師の長谷川さんは、同様の課題意識を持ちつつ、実業家としてどのように実ビジネスのソリューションに繋げていくか?深く考察されています。我々が、今回ご登壇頂いたのは、この点について、是非ご経験をご披露願頂きたいと考えたからです。
アート思考とは、自分起点で常識を覆すコンセプトを考え、イノベーションを創出していく、現代アートのアーティストたちの思考をモデルにしています。現代アートは、美しさではなく、社会への問いかけ・常識を覆すコンセプトの提示を目指しています。
社会を前進させるインパクトある経営を展開するために大事なことは、①問いの視点をもつことと、②そのオリジナルな問いを周りの人に問いかける勇気です。 Youtube、ダイソン、Airbnb、GoPro、無印良品など、皆が知る企業の創業者もアートを学び、自分起点で斬新な事業を立ち上げました。これらの事業は、人々の行動を変容させるインパクトを持っています。
講師の長谷川さんは、医薬企業で創薬研究や企業広報の業務の中でイノベーションの創出について研究を行ってこられた実務家で、独立後も現代アートと企業経営を結びつける活動をされています。
今回のセミナーでは、現代アーティストの思考をビジネスやロジックから解き明かし、皆さんご自身が作品を作って問いかける体験も含んでいます。 AIが浸透するビジネス現場で求められるアート思考を、一緒に体験してみませんか?